バスケットボール用24秒/30秒タイマー(モルテンUX0040)の修理を依頼された。
(表示盤BBSCXDP)
タイマーを見た時、付属のコードが修理だらけだった。
ビニールテープでそこらじゅうが巻いてある状態・・・。(断線箇所を直したような後が複数。)
電源を入れてみると、残念ながら24秒の表示がうまくされていなかった。

88秒を表示させると上の部分が切れている。

ハンダ不良だけならいいな〜と期待して表示部分を分解。

特に問題なく・・・(作りは意外とシンプルなことに気づいた。)
仕方なく、断線を疑う。(どう見てもこれ・・・。)

テスターでひたすら確認。黒色のコードが断線していた。


ただ繋いでも、また断線しそうだったので本格的に修理することにした。
使用している端子が「D-Sub 25ピン コネクタ」となかなか見ることがない端子・・・。
AIくんによると「主にRS-232C通信規格のシリアルポートとして使用され、以前のMacintoshシリーズのSCSIコネクタやプリンター接続ポート(セントロニクス用)としても採用されていました。RS-232C規格では唯一25本ピンを使用する端子であり、1列に13本、もう1列に12本のピンが配置されているのが特徴です。」とのこと。
こんな端子もってるか・・・と思っていたが、大学時代にもらったものがあった!

(もしなかったら秋月電子で Dサブコネクター 25P・オス(半田付けタイプ) を買う予定だった。)
テスターで配線を調べる。


Dサブコネクターの端子部分を自作。
ケーブルを剥き、予備ハンダ 長さを揃える。

端子側にも予備はんだ。配線通りにハンダ付け。
(本当は熱収縮チューブが欲しかったのだが・・・。)

ケーブル保護のケースをつけて終わり

動作確認で無事接続、動作の確認ができた。

コードがダメだったらLANケーブル2本を変換(改造)して接続しようと考えていた。
何より無事動いてよかった!



これでもかとテプラで「コネクタで抜き差し」と注意喚起。
大事に使ってね。

